あいかわらず、テレビでは報道が続く。
必要な報道も、時間が経つにつれ、刺激を求める内容に変わってきた様に思う。
不安の煽り。そうすることによって、事実からエンターテイメントを構築するというのは、今まで通り。ワイドショーのやり方だ。
ある意味では芯の通った報道体制とも言える。
ワイドショーは、エンターテイメントのひとつだと思うから。
でも、エンターテイメントが好きなわたしも、昔からワイドショーは嫌いで、何、事件をドラマチックに演出して楽しんでんだい、という感性をはぐくんでますから、やっぱり今の地震・原発・被災地のテレビ報道を見ると鼻につく。
でも、それを無視をしているつもりでも、やはり不安はつのるし、スーパーにいけばわれもわれもと買い占めをした姿が当たり前だし、だから、どうも気がしょげる。
だから、ラジオを聴く。
ラジオからは音楽が流れる。
テレビ報道も対象とした意見を述べてくれる。
なによりも、やっぱり音楽が流れる!!
ミュージックイズパワー。
エンターテイメントはエネルギーになる。
これは、わたしの好きな言葉。
わたしは絵を描けるけど、その絵をエネルギーに変換するにはむずかしい。
絵の鑑賞で感動するのって、ちょっと感性の訓練がいらない?
だから、私がミュージシャンだったらいいのに、なんておもう。
バンドでも、吹奏楽でも、オペラ歌手でも、耳で聞いて心で感じる。
感じて動いた心は、感動といって、感動は心を動かす。
いま、おびえている人々に必要な感動は、プラスなエネルギーをもたらす感動だと思うんだ。
心を縮こませる感動じゃなくて、心を緩める感動の方を。
ちょっと肩の力をぬいて、小さくてくしゃくしゃになった心を、リラックスさせてあげよう。ね。
[5回]
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