今月末で、今まで続けてきたアルバイトを退職します。
スポーツクラブのフロントとか、マシンジムとか、スタジオとか、そういうバイトを6年半続けてきました。
現在は、デザイン系の会社に就活中。
(就活しているといっても、自分の作家活動をこれからも続けて行きます。より上の段階を目指していることには変わりないです。)
自分の今までやってきた創作を、外の世界につなげて行きたいと思い、今回の就活にいたったわけです。
『6年半』
学生時代から続けてきたバイト。
ここから学んだ事は凄く多い。とても。うん。
20代の青春期に、すっぽりかぶさっていました。
別に、ここで直接、青春☆ウキウキ!なことがあったわけではないのですが、そういった時代と平行して、いつも必ず存在する場所、とでもいうんでしょうか。
どんなにプライベートで憂鬱になったり、幸福な気持ちになったりしていても、日曜や金曜のあの時間には あのレッスンをすることになっていたし、トレーニングメニューを提供していたし、こんにちわ!といつもの口調で挨拶したりしていた。
わたしの青春の怨念が、そこらへんにごろごろころがっていることでしょう!
わたしにしか、見えないけれども。
『日曜日』
曜日によって、やるべき事が決まってきます。
わたしは、日曜日が結構好きでした。
(事務所に社員さんが少ないっていうのも好きな理由ですけど!)
日曜のあのレッスン、結局5年半も担当していました。
なんだかんだで、沢山のショートプログラムを担当してきましたが、日曜のそこの枠だけは、特別でした。
わたしが初めて担当したプログラムだったから。でしょうか。
担当したての頃は、次の日曜までの1週間、ずっとレッスン内容を考えていました。
大学で友達を捕まえては、その人達相手に練習をしたり。
…真面目なんです、私。
慣れてくれば、前日に頭を悩ませるだけで、何とかなるようになりました。
レッスン直前に、プログラムの内容を組み立てられるようになったのは、本当に最近のことです。
きのう、そのラストレッスンを終えました。
『花』
何かの行事で、人に花束を渡す習慣って、なんなのでしょう。
花は、枯れてしまうし、食べられない。
5年半担当した日曜のレッスン。
ずっとそのプログラムお付き合いして頂いた方々が、数人おります。
最後のレッスンにをむかえ、ニコニコしたかわいいおじさんからは、御菓子をいただきました。
私の最後のレッスンときいて、久々に参加してくれた方からは、マグカップをいただきました。
本当に最初のときから参加してくれていた夫婦から、花束をいただきました。
花って、重い。
こんなにおもくて、切ないものだったろうか。
花は生きていて、水を沢山含んで重みがあって、折れた先から色が変わってしまう。
その花が、色々な種類の花達と重なり合って、花束になる。
生々しくて重い。
きっとこの重いは、人に何かを伝える想い。
感謝 とか さよなら とか おめでとう とか ありがとう とか おつかれさま とか、いろんな気持ちを代表して、相手に渡す想い。
つちかってきたものの、重み。
本当に、ありがとうございました。
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応援してくれてる人がいっぱいいるんですね。
重い、大事に受け止めてください^^